疲労していませんか?

  • 2022年6月23日
  • 2022年6月21日
  • 生理学
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こんにちは。
大阪の和泉市で出張整体を行っている春うららの小林です。
蒸し暑いので疲労たまっていませんか?
そもそも疲労ってどういうものなのでしょうか?
みていきましょう。

『疲労とストレス』疲労とストレス 南谷晴之 引用

概要

私たちのカラダは負荷や刺激が持続して加わると疲労し、休息をとることによって回復するという過程を繰り返し、生命活動を維持しています。従来、疲労とストレスに関しては筋疲労のように因果関係がはっきりしているものと気疲れのように生理的に説明しづらい抽象的なものがあります。
 作業や運動など身体活動にともなう筋や骨格の疲労を代謝や力学的観点から説明することは容易です。就労環境や精神負荷に基づく心理的な疲労やストレス度を客観的に評価するのは難しいです。

疲労とストレスのかたち

ではよくある筋肉や脳の疲労をみていきましょう。
運動や作業を行うときの筋活動にはブドウ糖やグリコーゲンの解糖やクレアチンリン酸の分解に基づくアデノシン三リン酸(ATP)の産生とその蓄積が必要です。ATP分解時に発生するエネルギーが筋収縮のエネルギーの源となっています。脂肪からでるケトン体もエネルギー源となります。酵素やビタミンB1など様々な活性物質がこの過程に1種の触媒として働きます。また、脳の精神活動においてもこれらのエネルギー源が必要となります。

➡簡単にいえば筋肉や脳は糖分や脂肪をエネルギーとして使います。使用には酵素やビタミンが必要となっています。

 各種エネルギー源が消耗し枯渇してくると筋活動は行えず、疲労状態となります。骨格筋や内臓を構成する平滑筋も同様です。疲労の発生は生体機能そのもとの減弱を意味します。エネルギー源が消費され、産生物として有害な疲労物質が体内に蓄積します。酸素が十分に供給されると有酸素なエネルギー生産が起こり、二酸化炭素と水に変換される。過度の運動で酸素が十分に供給されない状態では乳酸が筋肉内に蓄積される。無酸素運動によって産生される乳酸やアンモニアなどは肉体疲労の主要な因子です。結果、筋活動が低下するとともに血液循環で運ばれた疲労物質が中枢活動の低下を引き起こします。神経細胞間の情報伝達を阻害する物質が生産され、神経性・中枢性疲労となります。大脳では疲労感が認識され、末梢への疲労感の投射がおき、意欲が失われます。自律神経系やホルモン系の失調や呼吸循環系の変調をきたすこともあります。

➡筋肉は四肢や体幹を動かす骨格筋と内臓を動かす平滑筋があります。それらもエネルギーがなくなれば機能は弱まります。エネルギー消費にともなって有害物質もつくられる。その時、酸素があれば二酸化炭素と水に、酸素がなければ乳酸とアンモニアがつくられ、肉体疲労や神経伝達疎外の要因となってしまいます。

つまり、疲労物質とは乳酸やアンモニアのことです。エネルギー消費にともなって発生し、循環により運ばれ、脳が疲労を認識しているってことですね。

疲労とは・・・

疲れとはエネルギー源の枯渇と疲労物質の蓄積により作業能率や運動能力が落ち、目や筋肉などの機能変化や体内での生理変化が起こり、疲れたなと感じ、休みたいという欲求が起きた状態である。

休息をとるとともに適度な運動を加え、蓄積した疲労を取り除くことが早期回復につながる。

なるほど、疲れとはエネルギーがなくなり、乳酸やアンモニアの疲労物質が蓄積されて運動機能が減少していることを脳が認識しているってことですね。

あくまでここは肉体の疲労だけですので、精神の疲労とはまた別です。
また、解説しますのでお楽しみに。
肉体の疲労はコンディショニングで整えて休息をはやめましょう。
当サービスのご利用・ご予約をお待ちしております。

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