マッサージの効果とは?

  • 2022年6月19日
  • 2022年6月17日
  • 生理学
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こんにちは。
春うららの小林です。
朝起きてすぐの片頭痛がこの前あったのですが、シャワーかけ流し頭皮マッサージと首の運動で大分軽くなりました。朝起きてすぐの頭痛は気分重たいですが、対処する方法がいくつかあれば安心です。

今日はそんなマッサージの効果についてです。

論文引用 『マッサージに血流改善の効果はあるのか?』 原田倫平ら より引用

概要

アッサージにおいて効果が大きいと言われる血液循環量改善について検討した。下腿にマッサージを施し、その前後における末梢側(足背)と中枢側(大腿)それぞれの皮下血液量の変化を明らかにすることを目的とした。

対象

循環障害がない大学生15名、男子9名、女子6名とした。

方法

背臥位でマッサージ施工後、末梢・中枢側で皮下血液量と血圧を測定し、比較した。皮下血液量を測定するプローブは末梢側足背、中枢側は大腿中央で測定した。マッサージ施工の3・2・1分前のデータを測定し、平均値を基準値とした。下腿部に10分間のマッサージを施工し、終了後、5・10・15・20分後のデータを測定した。 マッサージ施工後に最大・最小の下腿周径を測定した。

結果

末梢側・中枢側ともに血液量は増加した。両者の変動は類似しており、5分後に減少し、10分後再び上昇した後徐々に下降した。収縮期血圧において低下がみられた。下腿周径は最大・最小共に減少した。

末梢側の血流が中枢へと送られ、静脈管やリンパ管が空になることで新しい血流が流れ込み血流が増えたのではないかと著者は考察しています。逆に中枢側で一時的に滞留が起こることで5分後に減少が起こったのではとも。リンパ液では左静脈角で静脈に吸収され、血液周囲のリンパ管への圧迫が軽減し、リンパ管や血液循環の改善が起こった可能性がある(下腿周径にも影響・この時点が10分ではないかと考察)。血圧に関しては静脈還流量の増加に伴い、心臓流入量も増え、1回拍出量が増えることで、圧受容器が反応し、血管を拡張させることで血圧が下がったと考察されていました。

循環自体は指圧やマッサージで促すことができるということですね。
※循環不全の疾患のある方はまずは病院へご相談ください。

頭痛や慢性疾患の方には効果的と思います。
その際は当サービスをご利用くださいね。

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