食欲のヒミツ

  • 2022年6月11日
  • 2022年6月12日
  • 生理学
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こんばんは。春うららの小林です。今日は雨がしとしと降ってましたね。
カラダづくりを行ってからは食欲が過剰だったなと振り返って思います。食欲のメカニズムをみてみたいと思います。

食欲は視床の下にある視床下部とよばれる脳みそでコントロールされています。外側に摂食中枢、内側に満腹中枢があります。これらがお互いに相反する形でバランスをとっています。
これらのバランスが崩壊すると過食や拒食などの病気になってしまいます。関与するものを見ていきましょう。

・胃や腸の消化部の有無、消化管の運動に反応する

物理的な機械受容体による反応ですね。もう一つも見ていきましょう。

・ぶどう糖やケトン体などの代謝物質

・インスリンやグルカゴンなどの各種ホルモン

・コレシストキニン、ガストリン放出ペプチド→脳、腸管ペプチド

・セロトニン、ドパミン→神経伝達物質

これらに反応する化学受容体による反応があります。
つまり、機械受容体と化学受容体で変化するということです。

ちなみに、ケトン体、インスリン、ドパミンは食欲を亢進させ、グルカゴン、コレシストキニン、ヒスタミン、セロトニン、炎症性のサイトカインは食欲を低下させます。

※インスリンは細胞にブドウ糖を取り込み血中濃度が下がるので食欲がおこります。
逆にグルカゴンはブドウ糖を肝臓からもってくるので血中濃度は上がり、食欲は下がります。

例えば・・・お昼前のご飯を食べてない時は腸管は空っぽでブドウ糖も少ないため摂食中枢が刺激され食欲は上がります。逆にお昼後にはブドウ糖が多く、腸管も満たされているため食欲は低下します。

他にも・・・炎症が起こるとヒスタミンやサイトカインが分泌され食欲は低下します。ケガしてる時は食欲わかないですよね。

逆にストレスがあるとドパミンが分泌、セロトニンは低下し食欲が亢進されます。ストレス時にはホルモンの影響を受けていたのですね。

これは病気にも密接に絡んできますので、さまざまな状態を分析する必要がありますね。

いつでもバランスが重要です。コンディショニングをしてカラダを整え、バランスをとっていきましょう。

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