こんにちは。
春うららの小林です。
Instaをとりあえず6月は投稿し続けられるように頑張っていきます。
今日は好転反応について勉強していきたいと思います。
好転反応とは?
好転反応とは治療の過程で一時的に起こる身体反応のこと。反応の程度はさまざまである。漢方薬の知識体系で瞑眩(めんげん)といい、症状の改善が現れる前の一次的な悪化であり、経験上3-4日まで持続することが多い。引用 『wikipededia』
あくまで、漢方での専門用語であり、これを施術や健康食品に用いるのは誤っています。都合の良い言い訳として使われることもあるため、注意が必要というわけですね。
健康依存の方にも使われる
健康を過度に求めて客観性を失い、不健康となってしまう人も多いのが現状です。恐怖で煽る文言を使われ、誘導されてしまいます。騙されないためには科学的根拠はあるのか?自分自身で賛成要素と否定要素のどちらも集め、客観的に判断する必要があります。情報リテラシーを高めるには機能解剖や生理学を学ぶことも大切であると思います。
好転反応と調べると頭痛とセットで使われているため、これも誤っていますね。
ファスティングで頭痛が起きるのか・・・?
文言をみていると糖質の不足を補うために分解された毒素や老廃物が排出されるとあります。
ファスティングやデトックスについて
ファスティングは英語で書くとfastingとなり、断食という意味です。次にデトックスは正式名称は解読を意味する英語のdetoxificationからの略語となります。各々は改めて紹介しようと思います。ファスティングに関してはよい面も注目されています。昔ながらの飲水も断つ断食は個人的にはよくないと思いますが、栄養素を補給しつつ行うファスティングには良い効果もあると思いますが、それと頭痛は別問題ですね。ミネラルが不足すると頭痛や倦怠感が起こる可能性があるためです。糖質不足に他のエネルギーは変換されることはあってもそれで頭痛が起きているなら別の問題があるということです。なんでも毒素や老廃物で片づけてはいけませんね。毒素を排出するシステムをみていきましょう。
まず排泄について
口から肛門までを消化管といい、口から入ったものに対し、消化や殺菌を行っています。必要なものは取り入れ、不要なものや有害なものは取り除かれるように設計されています。例えば、胃酸がつよいのはウイルスや細菌を殺すためです。胃を通った後も残っているようであれば便として排出されます。問題は体内での解毒に関してということでしょう。
腎臓は浄化システム
呼吸をしているだけで老廃物や毒素は生成されていくので、不要物を尿の中に捨てるという浄化システムを腎臓は担っています。とくに体内にある大量のタンパク質は新しいものに作り替えられており、古くなったタンパク質は分解され、尿素という物質になり、腎臓から排出されます。腎臓機能が低下すると尿素が出せなくなり、尿毒症という状態に陥ります。
ということは・・・?
大腸は大切な器官でありますが、大腸を綺麗にしても毒素がでていくわけではありません。これはまさしくデトックス商法というわけですね。頭痛やその他に関しても毒素は腎臓と肝臓が健康であれば問題ないと言えます。騙されないようにしましょう。
好転反応からファスティングやデトックスに派生しました。
これらが悪いのではなく、きちんと効果や理論を知ることが大切です。
カラダのデトックスには運動・食事・睡眠がよいということですね。
運動に関しては当サービスをご利用ください。