こんばんは。春うららの小林です。今日はとても良い天気でしたね。今日はそれにも関係ある話題です。
現代社会はたくさんの物に恵まれた反面、より多くのストレスが生み出されています。そこで、今回はストレス緩和によいとされる森林浴について纏めてみました。
引用 『森林浴の癒しと健康増進効果について』 武田淳史ら から引用させて頂いています。
概要
森林浴は森の中で清浄な空気を呼吸し、適度に運動を交えて心身の休息をはかる健康法といわれています。今回、健康高齢者の男性11名、女性8名において、森林と非森林田園地帯を1時間散策し、前後における血圧、POMS心理検査、NK細胞活性、血中コルチゾール濃度を測定した。(コルチゾールは副腎皮質ホルモンでストレスを受けると分泌される)
結果
血圧の有意な低下、心理テストにおける抑鬱の減少、血中コルチゾールの低下が認められました。
詳しくみていきましょう
フィトンチッド
レニングラード大学のトーキン教授が大気中に存在臼る松や檜の針葉樹林からフィトンチッドが関与していると述べています。フィトンチッドとはロシア語で「フィトン」は植物、「チッド」は他の生物を滅する能力を持つという意味で、フィトンチッド=植物が持つ抗菌物質とされました。
フィトンチッド濃度
フィトンチッド濃度は6月~8月、正午にかけてピークに達する。
これからの時期に森林浴はピッタリですね。
効果
森林より分泌されたフィトンチッドを嗅覚から介し、自律神経に働きかけ、リラクセーション作用がある。また、視覚などの感覚神経から交感神経を抑圧させる。加えてコルチゾール分泌抑制や免疫系が活性化する可能性を示した。
ストレス解消に森林浴はいかがでしょうか?
ご覧いただきありがとうございました。