おはようございます。
春うららの小林です。
今日は曇り模様ですが、一日整えていきましょう。
今日は足の指の体操でどこの筋肉を使っているのかを記載しています。
一つ一つカラダを知ることは頭痛の緩和や健康に繋がっています。
引用 『足ゆび運動療法動作中の筋活動に関する研究』野崎 健治らより
概要
外反母趾変形、偏平足変形に対する運動療法であるじゃんけん運動、Hohmann(ホーマン)運動を健常ボランティア10名に行った。筋活動を単極針電極にて測定した。Hohmann運動に関しては後脛骨筋、母趾内転筋、母趾外転筋の3筋に対して行った。結果、グー、チョキで後脛骨筋、Hohmann運動では後脛骨筋と母趾外転筋が強い収縮を示した。後脛骨筋は偏平足変形に対し、母趾外転筋は外反母趾変形に対して矯正する方向に働く筋であり、本研究結果は予防や治療に有効である可能性を示した。
足指の運動とhohmann体操での筋がどういう筋発揮があるのかみていきましょう。
じゃんけん体操
足指じゃんけん運動ではグーはすべて屈曲、チョキは母趾のみ伸展し残りは屈曲、パーは親指を内転し他は外転する運動です。
Hohmann体操
Hohmann運動は両側第1・第2足ゆびの間にゴムをひっかけ、踵を軸としてゴムの牽引力に拮抗するように両側部の外転運動を行った。
結論
指をグーにすると内側縦アーチを引っ張る後脛骨筋、足の裏を走行する長趾屈筋、親指の裏を通る長短母趾屈筋に強い収縮を認めた。グーを行う際に足関節は底屈するものがおおかった。
チョキでは後脛骨筋、長趾屈筋に強い収縮があり、親指を伸ばすため長母趾伸筋に収縮があった。後脛骨筋と長趾屈筋はチョキを行う際に内反しやすいことから収縮が起こったのではないかとここでは触れられている。
Hohmann運動では母趾外転筋と後脛骨筋に強い収縮を認めた。
近年では外反母趾や偏平足などの足の変形が頻発してみられています。
これは靴だけではなく、足の使い方も問題とされており、knee-inやtoe-outのようにアーチをつぶすような足の使い方をしていると変形に繋がっていることもあるそうです。
つまり、足に問題がある人は使い方や運動が必要ということです。
お読みいただきありがとうございました。
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